改善荒らし
単純に見えて非常に難しいのが改善荒らし。
これに失敗して戦争が長期化してしまうこともあります。
改善荒らしの基本と注意点
基本は殴られない軍スタックを作って改善を荒らすことです。
中途半端な軍で荒らしにいくと自軍を失い、相手に将軍をプレゼントしてしまうことになります。
また、最優先すべきなのは銅・鉄を中心とする戦略資源です。
そして道を切ることで相手の逆襲を防いだり、都市を孤立させることができます。
その後鉱山や食糧、小屋を荒らして生産・研究を落としていくことになります。
都市に隣接するタイルを荒らす時には、特に注意が必要です。
相手は都市防御を頼りに、少々足りない軍でも将軍目当てで攻撃してくるかもしれません。
相手は弓ばかりだ、これならある程度分散させてもいいが、北に見える鉄だけははやく切ろう。
敵軍に斧が見えている、できるだけスタックを維持しながら鉄を探して切ろう
追加の軍も合流させないと危険かもしれない
殴られない軍スタック
どの程度の軍が必要なのか考える前に、まずここで野戦について見直してみましょう。
定石として、質が同等なら敵の1.5倍いれば殴りかかってよいとされています。
確率が正確に働くとすると最初の6戦は3勝3敗ですね。
その結果は青の○と赤の×で示されています。
そして攻撃側の余剰戦力の3体が一度戦闘して生き残った、傷ついた3体を倒すという理論です。
ちなみに陽動、戦闘術付き斧が相手だとどうなるでしょうか。
定石では平地で二倍いればぶつけてもよいということなので検証しましょう。
相手が陽動付きとはいえ4体に1体は勝てる計算になります。
最初の4体の攻撃後は、どれだけ敵軍の戦闘力が残っているかによりますね。
ただ経験上二倍いればだいたい殲滅できると思います。できなくとも将軍が沸くのでおいしいです。
しかしこれらの理論はただの平地で戦う条件というだけで、実際の戦場では少し様子が異なります。
例として実際のマルチだと攻め込まれている側は、質が同等で相手がカリスマでなければ同数いれば殴って良いのです(将軍が沸くのならカリスマでも殴ってしまっていいかも)
検証してみましょう!
つまり攻撃側が相手に攻撃されないように改善荒らしをするためには相手と同数の数ではとても足りないということになります。
戦略資源を切るまでは、平地に出るのなら1.5倍は必要かなと考えられます。
実際にマルチゲームに参加すると、状況に応じた判断が求められることも多いです。
戦争は経験が豊かであるほど有利に進めれるでしょう。
実戦への応用
改善破壊は戦略資源を切るだけで終わりではありません。徹底的にやりましょう。
食糧タイルや鉱山が残っていれば弓でも生産し続け、道が残っていれば軍を集め逆襲の機会を窺っています。
一度でも改善荒らし軍が溶けてしまうと相手は戦略資源をつなぎ、生産を復活させ戦争が振り出しに戻ってしまいます。
実際のマルチでも象パの国が弓だけの国を滅ぼせないという事例も多々あるのです。
戦略資源・道・鉱山や食糧タイルの優先順で改善破壊し、最終的には道も改善もなにもなくなるまで荒らして相手を完全に死に体にしてしまうのが良いでしょう。
そのためにはいくらかの兵を犠牲にしてもかまいません。
またアフターケアとして相手の軍や労働を監視できる丘に兵を置くことも重要です。
②の銅と道を壊すのが最低限の目的になります。
まず①をチャリ1体で切ります。
そのチャリは殺されても構いません
③にも道がありそうなのでそれも切っておきたいですね。
また第二と首都の道を切って孤立させておけば、もろこし都市や首都が薄ければ落とせる可能性も高くなります。
後続は斧にして地道に改善荒らしをしましょう。
また弓1でもいいので④に兵を置いて敵首都を監視しておきたいですね。
このとき注意しなければならないのは、馬ユニットは殴られると弱いので都市に隣接させてターンエンドすることはできるだけ避けたほうがいいです。
また、銅周辺には兵が集まっていると思われるので、様子を見ながら先当てされないように進軍することも大事です。
たとえ戦略資源を切っても都市を孤立させないと後ろからどんどん弓が流れてきます。
飽和防御狙いにされると前線がいつまでたっても落ちない事態に陥ってしまいますね。
海上封鎖
荒らしている敵国が海産資源を持ち、君主制を採用されると奴隷で無限に兵がでてきます。
そこで海を封鎖する必要もでてくるでしょう。
といっても海船は陸戦ほど難しくありません。
近海ボーナス10%以外地形効果はなく、基本ガレーvsガレーになります。
ガレー1体で封鎖だと相手のガレー1体に32%で負けるのでギャンブルしてくる可能性も高いため、2体用意しておきたいです。
そうなると敵国はガレーを4体用意しなければならず、海を諦める可能性もあります。